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敷金返還請求事件④ [裁判日誌]

ども、ちょこじぃです。

敷金返還請求事件③の続きです。

前回、被告弁護士が尋問請求をしたため、原告側証人としてY会社のDくんと被告側から被告の妻が証人として尋問を受けることになりました。

被告弁護士から、激しい質問が原告側証人に浴びせられますが、もともと、無理な主張を正当化するための質問であるため、Dくんは平然と弁護士の質問に回答し、結局、被告弁護士が何を言いたいのか解らずじまいで終了。

尋問途中、Dくんの回答が被告弁護士の用意した答えでなかったため、「ああ~もういい、次の質問に移る」と言う始末でした。

確かに、あのまま質問に回答されたら被告に不利な回答だったけど、あまりにも横暴なやり方にDくん、キレていました。

私のほうも被告側証人に尋問しましたが、すべて、しょぼい尋問内容に自分でも「なんでこんな質問してんだろ」と・・・悲しくなる始末。

尋問内容をなんこかピックup

① 被告のお庭は、畑で間違いないですか?
② 畑の上に太陽の光を遮るようなものがありましたか?
③ 縁側に太陽の光がさしていましたか?

など、幼稚な質問を20個くらいしてました。

結局、事実確認のための質問に終始し、私の質問は終了。

次回期日で判決が言い渡されます。

結果は、完全勝訴。

結果が初めから、わかっているのに、なんで、こんなに時間かけて無駄な事をと思いましたが、被告弁護士も依頼人の利益を考えての事で、無茶な持論を展開したのだと解釈しようとした矢先・・・

控訴されてしまいました。

はぁ~~~~

うそやん。

控訴理由を読んでみると、また、訳の分からん理由がずらり・・・・・・・・


私、司法書士なので、地裁の代理権持ってません。(困ったな)

今回の裁判、原告側が県外に赴いての裁判だったため、本人が県外まで行くのが難しく、被告弁護士はその辺を狙って、本人訴訟に持ち込み、精神的と金銭的に参らせて、原告の泣き寝入りを狙っていることはすぐに想像できました。

ど~しようなか~


しょうがない。

今までの訴訟費用すべて、原告に返して、そのお金で知り合いのK弁護士に依頼させました。

K弁護士も、やっすい金額で快く引き受けてくれたため、原告の予算をオーバーすることなく依頼が成立。

そして、たった一回で、被告弁護士をねじ伏せ、控訴審が終了。

当たり前か、もともと結果が分かっている裁判だしね。

K弁護士いわく、「あの被告弁護士、着手金狙いの弁護活動に終始していたね。」「被告はお金をたくさん取られて散々だろうね。」

ああ~~確かに、あの被告弁護士、最近、所属していた法律事務所を出て独立していたし、金が必要だったな。

だからと言って、あんな無理な主張で裁判を長期化していいわけではないけどね。

一年近く、かかった裁判でしたが、原告に敷金が戻り、訴訟費用(原告の財布も痛まず)も予算内ですんで、良かったねと言いたいところだが、結局、私は、タダ働きかい。

落ちにもならない話です。


今日のちょこ

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耳掃除中。



敷金返還請求事件③ [裁判日誌]

裁判日誌の敷金返還請求事件の続きです。

3回目の弁論期日前に、被告代理人から準備書面が届き、内容を精査してると・・・

おや?

なんと、二つの証拠書類として、〇ス〇ンとFガラス店が証人として原告の主張を覆す陳述書を被告が提出してきました。

〇ス〇ンの陳述書の内容を掻い摘んで説明すると

「原告の主張よりも、床などが大変汚く、通常の清掃では汚れが落ちなかった」

「そのため、金額も通常より高かった」

という内容。

なんじゃ、こりゃ

Fガラス店からは、「網戸全部が破れていました」という内容


むむむ、こちらの主張が根本的に否定されています。

次回期日まであと4日

普通、どうしようという感じになるわけですが、あの弁護士のことだから何かやりやがったなという直観が働き、真偽を確かめるため、〇ス〇ンさんとFガラス店に直撃取材にレッツゴー!!!


Fガラス店の社長に面会して、事情を確かめたところ、

F社長
「あ~、これね 弁護士がこれに署名してくれっていうから署名したんだけど、なにか間違ってた?」

おいおい、中身確認せんで署名したんかい[ちっ(怒った顔)]


「F社長、こちらの立ち退きの際のF社の記録では網戸12枚のうち、3枚が破れていたという報告書と請求書があるので、陳述書の訂正をお願いします。」


F社長
「ほんとやね~ どうやって訂正するの?」

軽い、軽すぎるぜ。


「私が作ってくるのでそれに署名してください」

F社長
「オーケー」


いろいろ事情を聞くと、弁護士からの電話を受けたのは受付の女性で、受付の女性がいうには弁護士がかなりの圧力で署名しないと うんぬんかんぬん?で、怖かったから送ってきた書類に署名したそうです。

ということは、〇ス〇ンさんも・・・

その日のうちに、〇ス〇ンさんの営業所に行き、事情を聞くと同じような内容で弁護士が送ってきた被告に非常に都合のいい陳述書に署名したことが判明。

〇ス〇ン曰く
「いや~弁護士が作ってきた書類の割には手の届かないちょっとした汚れを全体的な汚れとして書いてきたから、なんか大げさだな~と思ったけど、弁護士が書面を作ると、こんな感じになるんだな~と思って署名したんですよ」


「そうですか。 でっ金額的には高くなったのですか?」

〇ス〇ン
「えっ、そんな事ないですよ。ほらこれが料金表です。」

料金表をみてみると通常の料金であることが判明。


「でも、あなたの陳述書には金額が高くなったとありますよ」

〇ス〇ン
「あっ ホントですね。 でも弁護士が書いて送ってきたやつだから間違いないと思って署名したんですよ。すいません。」

おいおい お前もか


なんか、ふつふつと怒りが・・・・・・・・・

次の日、陳述書の訂正文書を持っていき署名してもらいましたが、ちょっとその陳述書に嫌味を書き込んでやりました。

嫌味といっても「弁護士が作った陳述書だから間違いないと思って確認せず署名しました。」というものです。

大した嫌味ではないけどね。


期日当日、その嫌味の事で弁護士から嫌味を言われたけど完全無視。


まぁ~弁護士からしたら、自分が出した証拠が過剰な証拠として提出したことが裁判所にバレた訳だから面目丸つぶれといったところということですからね。

あっ!!! Fガラス店に関しては過剰ではなく、全部嘘の陳述書に署名させたわけだから、あのときもっと突っ込んでやればよかったぜ!!!


証拠も出し尽くし、主張も出し尽くしたし、今度こそ決着だぁぁあああああ!!!!!!!

というところで、本日は閉店ガラガラです。


次回予告

やっと決着かと思いきや、尋問請求?で延長戦に突入!!!









敷金返還請求事件② [裁判日誌]

敷金返還請求事件の被告側に弁護士Fが付き、第1回口頭弁論で、意味不明な先制パンチを食らいました。

と、その前に、前回の内容はこちら→敷金返還請求事件①

意味不明な主張その1

①原告は、本件建物をとにかく汚くして引き渡した。

②庭の雑草が伸びていたため、業者を呼び、費用がかかった。


なんじゃ、この主張?

それを写真とともに証拠提出してきたので、裁判官から反論を出すよう言われる。


しかたなく、本件建物の引き渡しの際、立ち会った管理会社Yにお願いし、陳述書を提出する。

陳述書の内容は、本件建物は非常にきれいな状態で引き渡しをうけたという内容。

庭の雑草については、庭=畑であることを証明し、被告の写真が、引き渡しから2か月後の写真であることを指摘。
なおかつ、2か月間の天候を証明して無人である場合の畑の雑草の伸びを証明する。


簡単にいうと、「普通、誰も手入れをしていない畑で6月10日から8月6日までの気候であれば、畑の雑草は腰ぐらいの高さまで伸びるでしょ」という内容です。

これをいかにもという形で反論書を作ります。


口頭弁論2回目の前日、弁護士Fの別の主張が届く。

これもまた、意味不明

①縁側が痛んでいた。
②床が汚れていた。
③畑の雑草の伸びの反論

すべて写真付き。 

期日当日、裁判官から、また、被告の主張の反論を提出するよう言われると同時に和解の検討を促される。

こちら側は、当然、和解しますよとお返事します。

がしかし、弁護士Fは、「現段階でこちらの主張が全く無視されている状態では和解ができない」「原状回復費用の反訴を次回期日に提出する」と言い残す。


イラッとしながらも、被告主張の反論を作るため、原告と管理会社Yと打ち合わせをします。

そこで、おもしろい発見をします。

原告と管理会社Yに被告提出の写真をみせたところ、「なんですか、この写真?」

ん? 何って、原告が住んでいた建物の写真ですが・・・・・

管理会社Y
「確かに原告さんが住んでいた建物に見えますが、ここまで床板が灰色ではないですよ」

どういうこと?

管理会社Y
「まるで、廃墟のような床板に見えますが、このような状態じゃなかったです。」
「原告は、11年、本件建物に住んでいたけど、床板の色は普通に茶色でしたよ。」

と言われ、ほかの写真と見比べると、被告が「こんな灰色の床でした~~~」と主張している以外の縁側及び床板の写真は、日光が反射しているほど、きれいでした。


なんじゃ、こりゃ

偽装とはいいませんが、あまりにもやり口が酷い。

本当にこいつ弁護士か?



ここでちょっと別の話

本来、弁護士は、依頼人の利益を最優先にして行動します。

がしかし、明らかに負け裁判の場合は、ある程度の負担を依頼人にお願いして和解するよう依頼人を説得します。

今回の場合、管理会社Yが敷金を全額返還できるほど非常に良い状態であったことを認めています。
明らかに敷金を全額返還しなければならない、負け裁判です。

これが、何百万の返還請求なら、意固地になっていいと思うけど、約17万の返還金

なんで、ここまで話をややこしくするのかなぁ~~



と思いながら、本題へ

雑草の反論にしても、被告の写真をよくよくみると、インターネット上で拾ってきた写真というのは、すぐわかったので同じサイトをクリック。

城壁のような硬い岩に敷き詰められた土の上から生えている雑草。

しかも、季節が違う。

これをよく反論の材料に使ったなと思いながら、準備書面(反論書)を用意します。


また、縁側に対しての弁護士Fの主張は、

 ① 縁側が日光にさらされすぎていたため、縁側が痛んだ。

 ② 原告は、縁側にワックスをかけず、善管注意義務を怠った。


この主張(馬鹿な主張)に対して、真面目に反論しなければならないところが面倒なことです。



次回、3回目の口頭弁論のお話をします。


次回予告

ここでも、また、弁護士Fの暴走が・・・

○スキ○さんや、ほかの業者も巻き込まれる。


今日のちょこ

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お疲れのところ お邪魔します。



























敷金返還請求事件① [裁判日誌]

借家を急遽、立ち退くよう貸主から請求された方の相談です。

話を聞くと、子供が中学を卒業するまでと、次の借家が見つかるまで待ってもらう約束をして、立ち退き請求から約1年半後に退去しましたが、いざ、建物を明け渡したあと、貸主から借家の原状回復費用として金40万円請求(敷金を含まない)されたという事案です。

明け渡し時の借家の状況を聞くと、どうも通常の損耗のようで、管理会社にも明け渡し時の借家の状況を聞きましたが、担当者からも「大変きれいに使用していたので、原状回復費用は発生していません。」と回答をいただきました。

ああ、これは典型的な昔の大家さん的、発想の請求・・・・・


ちなみに、通常損耗とは、部屋を普通に使用して傷む事を指し、故意や過失ではなく損耗した状態を言います。また、経年劣化とは、年月と共に自然に劣化する事を言います。

つまり、通常損耗と経年劣化については、借主に修理負担責任が無く、貸主が負担義務を負うことになります。

通常損耗、経年劣化について、もう少し詳しく説明すると、賃貸住宅を退去する時は、原状回復義務に従い部屋を借りた時の状態に回復して返さなければなりません。

しかし、回復しなくても良いとされている事項もあります。
例えば、家具を置いていたことによるカーペットの凹みや(=通常損耗)、日照による畳の劣化など(=経年劣化)は、原状回復の範囲には含まれません。

つまり、暮らしていれば当然起こってしまうことに対しては、借主の負担で元に戻す必要がありません。通常の使用を超えるような特別な使い方や借主の故意過失による破損などのみを原状に戻せば良いとされています。

今回の場合、完全な通常損耗ということは、管理会社及び清掃業者の証言で判明しているのですが、貸主はご高齢で考え方は昔の考え方。

う~ん困った

何度か、説明しましたが「裁判で決着つける」と鼻息荒く、電話を切られ、裁判に・・・

実際、裁判になれば、貸主さんにも弁護士か司法書士が代理人に付くだろうし、事案としては、さほど揉めるような内容ではないので、すぐ和解が成立するだろうと・・・・・・

安易に考えていた私でしたが、そのあと、大変、酷い目あおうとは、その時は微塵も考えていませんでした。


次回予告(サスペンスドラマの宣伝風)

アホ弁護士F登場のせいで、裁判が長期化に・・・

裁判所も苦慮する始末・・・

結局。Fは何がしたかったのか?


追記
ほとんどの弁護士さんは、すごく優秀な方ばかりです。

あくまでも、このF弁護士に対する私の個人的な意見でございます。


今日のちょこ
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じじのごはんを狙ってます。






裁判日誌(請負契約②) [裁判日誌]

裁判日誌の続きです。前回の内容を知らない人は裁判日誌(請負契約①)を見てね。

裁判日誌(請負契約①)


2回目の口頭弁論は、ラウンドテーブルに切り替わり、原告被告同席のうえ、話し合いが進みます。

裁判官が、和解案をとりあえず提案しましたが、話がまとまらず、問題の録音テープを聴くことに・・・・・・録音内容は、グダグダな内容でしたね↷

原告の説明に対し、被告は意味なく、「ふんふん」と答える始末。

最後まで、金額の提示もなく、どちらの言い分も通る、いわば、グレーゾーンのような内容に私も裁判官も頭を抱えます。

でも、原告をみると、原告は「どや顔」 

録音を聴き終えて、原告が「これが真実です。」と意気揚々。

私も裁判官も失笑。


しばらくして、裁判官が双方に和解案を打診するのですが、そこで、原告被告の罵り合いが始まり、裁判官に一喝される・・・

録音内容もグダグダだけど、原告被告も冷静になってくれないとね~~~~~

原告も素人の代理人(傍聴席にいる奴)をつけるんじゃね~よと、ちょっとイラっとしながらも、
私も原告被告を落ち着かせます。


少し落ち着いてから・・・和解の話し合いが再開。

和解の話し合いは、原告被告のどちらかが退席して、片方の意見を聞きながら、その意見をもう片方に話して、和解金を調整していきます。


原告は、録音があるから強気でいたが、そこは裁判官の腕の見せ所↺

うまくテンションを下げ下げにします。↷↷↷

当然、被告のテンションも下げ下げにしてきます。↷↷↷

双方のテンションを下げ下げにしたところで、妥当な金額で合意させる。

一つのテクニックですな。

私の役目は、これに乗じて被告の気持ちを落ち着かせて納得させることでした。
もちろん不当な金額なら、合意しませんが・・・・


和解金は、一般的な塗装工事の代金(ちょっと安い金額)に落ち着かせ、これにて一件落着。


どちらにも不利益のない妥当な和解に私は満足でしたが・・・・・・
原告は納得がいってなかったみたいでしたね。 


今回、原告の暴利はなくなりましたが、こいつらは、同じような手口で、また、やるでしょうね。
皆さん気を付けましょう。


ちょこっとアドバイス

原告みたいな悪徳業者はたくさんいるので、皆さんも工事を依頼するときは、最低3社くらい見積もりをとって依頼してください。

そして、見積もりを依頼するときは、ほかの業者にも見積もりを依頼していることを告げて、見積もり依頼をしてください。

すると、通常の金額になりますから。



余談ですが・・・・・・・・・

追跡調査で原告の素人代理人の携帯電話番号と氏名をGET~~~~~!!!!

つじ君よ、今度会ったら、非弁活動で訴えてやるぜ!!!



今日の???

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なんか癒されました。

裁判日誌(請負契約①) [裁判日誌]

昨年の11月頃、被告Aさんから請負(塗装工事)に関する裁判の相談を受けました。

訴状をみるとAさんは、昨年の8月頃、原告にAさん宅の塗装工事を金28万円で依頼し、塗装工事中に請負代金が55万円になっていたという内容でした。

当然、Aさんは、支払いを拒絶し、訴訟に至ったわけですが、本件の争点となる請負契約代金が口頭による請負契約であったため、双方ともに立証ができない・・・かと思いきや、原告は、塗装工事中にAさん宅に訪れ、ICレコーダーを隠し持ち請負代金が55万円であることの会話を録音していると、その録音を証拠として提出してきました。

被告代理人としては、参ったなあという感じになるわけですが、Aさんは77歳の高齢者で、原告にうまく騙されたことになります。

何か糸口がないか証拠を見直したところ、原告の下請け業者の請求書の金額では下請け業者だけが利益を得て、原告には何も利益が上がっていないことが判明しました。

普通なら、請負業者である原告にも利益があるわけです。
いわゆる、下請け業者からのキックバックです。
キックバックと言っても、請負代金の2割程度が相場らしいです。(業者によってまちまちです。)

原告の訴状には、「原告には利益がないにもかかわらず、ボランティアで被告のために工事を請け負った」と・・・いかにも善人であることを強調した書面

第1回目の口頭弁論期日で原告と相対するわけですが、原告はいかにもという顔つきで、傍聴席には
その取り巻きが数名。何やら原告に指示を出していました。

原告及びその取り巻きの態度がすごく横柄で、ちょっとむかついた私は、なんでもいいから、ごねてやろう、そして和解に持ち込み支払金額を下げさせる作戦に・・・

*ちなみに塗装工事は40万円前後が相場なので、被告側としては請求金額の減額が妥当な作戦になります。(面積によって増減します。)

そこで、原告の提出した請求書を同業者にみてもらい、Aさん宅の塗装工事の見積もりをお願いしたところ、なんと実際の塗装面積より約2倍の面積になっていることが判明しました。
金額に直すと、約15万の水増し請求。あと足場代も3万円の水増し請求が判明。

業者への口利きだけで18万円も・・・これは完全な悪徳業者です。

あれだけ、善人ぶっておきながら・・・と思いましたが、あくまでも本件の争点は契約時点での請負代金になるため、裁判所は、塗装面積の水増し請求を被告の積極否認及び抗弁としかとらえません。

そこで、この証拠をもとに直接、下請け業者を直撃し、仲間割れさせることにしようと、下請け業者に抗議の電話を・・・

水増し請求を否認するかと思いきや、警察に言わないでと懇願されてあっさり認めてくれました。
バレることをするなよ…と思いましたが、原告に私から電話を受けたことを伝えるよう指示して電話を切りました。

そこから、原告側で内紛が起きたわけですが、私が電話したこと及び水増し請求に関する被告準備書面に対する批判が次の原告準備書面で書かれてました。(笑)

一部を紹介します。
「被告代理人は、建設業界のタブーを犯した・・・再見積もりをとることは、建設業界の常識からはずれている」

「被告代理人は、本件において逆の立場ならどうしますか?」「つらくないですか?」

という内容。 なんのこっちゃです。

次回期日には、Aさんを連れて、問題の録音を聴くことになっています。
和解できるかどうかは、その内容次第。

つづきは、後日。お楽しみに。






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