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敷金返還請求事件③ [裁判日誌]






裁判日誌の敷金返還請求事件の続きです。

3回目の弁論期日前に、被告代理人から準備書面が届き、内容を精査してると・・・

おや?

なんと、二つの証拠書類として、〇ス〇ンとFガラス店が証人として原告の主張を覆す陳述書を被告が提出してきました。

〇ス〇ンの陳述書の内容を掻い摘んで説明すると

「原告の主張よりも、床などが大変汚く、通常の清掃では汚れが落ちなかった」

「そのため、金額も通常より高かった」

という内容。

なんじゃ、こりゃ

Fガラス店からは、「網戸全部が破れていました」という内容


むむむ、こちらの主張が根本的に否定されています。

次回期日まであと4日

普通、どうしようという感じになるわけですが、あの弁護士のことだから何かやりやがったなという直観が働き、真偽を確かめるため、〇ス〇ンさんとFガラス店に直撃取材にレッツゴー!!!


Fガラス店の社長に面会して、事情を確かめたところ、

F社長
「あ~、これね 弁護士がこれに署名してくれっていうから署名したんだけど、なにか間違ってた?」

おいおい、中身確認せんで署名したんかい[ちっ(怒った顔)]


「F社長、こちらの立ち退きの際のF社の記録では網戸12枚のうち、3枚が破れていたという報告書と請求書があるので、陳述書の訂正をお願いします。」


F社長
「ほんとやね~ どうやって訂正するの?」

軽い、軽すぎるぜ。


「私が作ってくるのでそれに署名してください」

F社長
「オーケー」


いろいろ事情を聞くと、弁護士からの電話を受けたのは受付の女性で、受付の女性がいうには弁護士がかなりの圧力で署名しないと うんぬんかんぬん?で、怖かったから送ってきた書類に署名したそうです。

ということは、〇ス〇ンさんも・・・

その日のうちに、〇ス〇ンさんの営業所に行き、事情を聞くと同じような内容で弁護士が送ってきた被告に非常に都合のいい陳述書に署名したことが判明。

〇ス〇ン曰く
「いや~弁護士が作ってきた書類の割には手の届かないちょっとした汚れを全体的な汚れとして書いてきたから、なんか大げさだな~と思ったけど、弁護士が書面を作ると、こんな感じになるんだな~と思って署名したんですよ」


「そうですか。 でっ金額的には高くなったのですか?」

〇ス〇ン
「えっ、そんな事ないですよ。ほらこれが料金表です。」

料金表をみてみると通常の料金であることが判明。


「でも、あなたの陳述書には金額が高くなったとありますよ」

〇ス〇ン
「あっ ホントですね。 でも弁護士が書いて送ってきたやつだから間違いないと思って署名したんですよ。すいません。」

おいおい お前もか


なんか、ふつふつと怒りが・・・・・・・・・

次の日、陳述書の訂正文書を持っていき署名してもらいましたが、ちょっとその陳述書に嫌味を書き込んでやりました。

嫌味といっても「弁護士が作った陳述書だから間違いないと思って確認せず署名しました。」というものです。

大した嫌味ではないけどね。


期日当日、その嫌味の事で弁護士から嫌味を言われたけど完全無視。


まぁ~弁護士からしたら、自分が出した証拠が過剰な証拠として提出したことが裁判所にバレた訳だから面目丸つぶれといったところということですからね。

あっ!!! Fガラス店に関しては過剰ではなく、全部嘘の陳述書に署名させたわけだから、あのときもっと突っ込んでやればよかったぜ!!!


証拠も出し尽くし、主張も出し尽くしたし、今度こそ決着だぁぁあああああ!!!!!!!

というところで、本日は閉店ガラガラです。


次回予告

やっと決着かと思いきや、尋問請求?で延長戦に突入!!!















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