裁判日誌の続きです。前回の内容を知らない人は裁判日誌(請負契約①)を見てね。
裁判日誌(請負契約①)
2回目の口頭弁論は、ラウンドテーブルに切り替わり、原告被告同席のうえ、話し合いが進みます。
裁判官が、和解案をとりあえず提案しましたが、話がまとまらず、問題の録音テープを聴くことに・・・・・・録音内容は、グダグダな内容でしたね↷
原告の説明に対し、被告は意味なく、「ふんふん」と答える始末。
最後まで、金額の提示もなく、どちらの言い分も通る、いわば、グレーゾーンのような内容に私も裁判官も頭を抱えます。
でも、原告をみると、原告は「どや顔」
録音を聴き終えて、原告が「これが真実です。」と意気揚々。
私も裁判官も失笑。
しばらくして、裁判官が双方に和解案を打診するのですが、そこで、原告被告の罵り合いが始まり、裁判官に一喝される・・・
録音内容もグダグダだけど、原告被告も冷静になってくれないとね~~~~~
原告も素人の代理人(傍聴席にいる奴)をつけるんじゃね~よと、ちょっとイラっとしながらも、
私も原告被告を落ち着かせます。
少し落ち着いてから・・・和解の話し合いが再開。
和解の話し合いは、原告被告のどちらかが退席して、片方の意見を聞きながら、その意見をもう片方に話して、和解金を調整していきます。
原告は、録音があるから強気でいたが、そこは裁判官の腕の見せ所↺
うまくテンションを下げ下げにします。↷↷↷
当然、被告のテンションも下げ下げにしてきます。↷↷↷
双方のテンションを下げ下げにしたところで、妥当な金額で合意させる。
一つのテクニックですな。
私の役目は、これに乗じて被告の気持ちを落ち着かせて納得させることでした。
もちろん不当な金額なら、合意しませんが・・・・
和解金は、一般的な塗装工事の代金(ちょっと安い金額)に落ち着かせ、これにて一件落着。
どちらにも不利益のない妥当な和解に私は満足でしたが・・・・・・
原告は納得がいってなかったみたいでしたね。
今回、原告の暴利はなくなりましたが、こいつらは、同じような手口で、また、やるでしょうね。
皆さん気を付けましょう。
ちょこっとアドバイス
原告みたいな悪徳業者はたくさんいるので、皆さんも工事を依頼するときは、最低3社くらい見積もりをとって依頼してください。
そして、見積もりを依頼するときは、ほかの業者にも見積もりを依頼していることを告げて、見積もり依頼をしてください。
すると、通常の金額になりますから。
余談ですが・・・・・・・・・
追跡調査で原告の素人代理人の携帯電話番号と氏名をGET~~~~~!!!!
つじ君よ、今度会ったら、非弁活動で訴えてやるぜ!!!
今日の???
なんか癒されました。
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