ども、ちょこじぃです。
敷金返還請求事件③の続きです。
前回、被告弁護士が尋問請求をしたため、原告側証人としてY会社のDくんと被告側から被告の妻が証人として尋問を受けることになりました。
被告弁護士から、激しい質問が原告側証人に浴びせられますが、もともと、無理な主張を正当化するための質問であるため、Dくんは平然と弁護士の質問に回答し、結局、被告弁護士が何を言いたいのか解らずじまいで終了。
尋問途中、Dくんの回答が被告弁護士の用意した答えでなかったため、「ああ~もういい、次の質問に移る」と言う始末でした。
確かに、あのまま質問に回答されたら被告に不利な回答だったけど、あまりにも横暴なやり方にDくん、キレていました。
私のほうも被告側証人に尋問しましたが、すべて、しょぼい尋問内容に自分でも「なんでこんな質問してんだろ」と・・・悲しくなる始末。
尋問内容をなんこかピックup
① 被告のお庭は、畑で間違いないですか?
② 畑の上に太陽の光を遮るようなものがありましたか?
③ 縁側に太陽の光がさしていましたか?
など、幼稚な質問を20個くらいしてました。
結局、事実確認のための質問に終始し、私の質問は終了。
次回期日で判決が言い渡されます。
結果は、完全勝訴。
結果が初めから、わかっているのに、なんで、こんなに時間かけて無駄な事をと思いましたが、被告弁護士も依頼人の利益を考えての事で、無茶な持論を展開したのだと解釈しようとした矢先・・・
控訴されてしまいました。
はぁ~~~~
うそやん。
控訴理由を読んでみると、また、訳の分からん理由がずらり・・・・・・・・
私、司法書士なので、地裁の代理権持ってません。(困ったな)
今回の裁判、原告側が県外に赴いての裁判だったため、本人が県外まで行くのが難しく、被告弁護士はその辺を狙って、本人訴訟に持ち込み、精神的と金銭的に参らせて、原告の泣き寝入りを狙っていることはすぐに想像できました。
ど~しようなか~
しょうがない。
今までの訴訟費用すべて、原告に返して、そのお金で知り合いのK弁護士に依頼させました。
K弁護士も、やっすい金額で快く引き受けてくれたため、原告の予算をオーバーすることなく依頼が成立。
そして、たった一回で、被告弁護士をねじ伏せ、控訴審が終了。
当たり前か、もともと結果が分かっている裁判だしね。
K弁護士いわく、「あの被告弁護士、着手金狙いの弁護活動に終始していたね。」「被告はお金をたくさん取られて散々だろうね。」
ああ~~確かに、あの被告弁護士、最近、所属していた法律事務所を出て独立していたし、金が必要だったな。
だからと言って、あんな無理な主張で裁判を長期化していいわけではないけどね。
一年近く、かかった裁判でしたが、原告に敷金が戻り、訴訟費用(原告の財布も痛まず)も予算内ですんで、良かったねと言いたいところだが、結局、私は、タダ働きかい。
落ちにもならない話です。
今日のちょこ
耳掃除中。
コメント 0