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お怒りはごもっとも [業務日誌]






こんにちは、ちょこじぃです。


昨日は住宅ローンの立ち会い。


その立ち会いで「どっちが悪いのか」という質問攻めを受けた。


う~~~ん、答えづらい。


詳しく聞くと・・・


約3ヶ月前の土地売買の決済時に書類が足らなかったが決済を強行して登記を行った。


でも書類が足らないから全部移転ではなく4分の3の所有権一部移転登記


なぜ、そんな怖い取引を強行したのよ?


もっと詳しく聞くと・・・


決済前の名義人は死亡していて4人の相続人が法定相続の割合で取得したが、そのうちの一人に後見人がついていた。


後見人は弁護士


またその土地は居住用不動産の土地だったから処分許可が必要な土地だったけど、弁護士はそれを知らなかったみたい。


立ち会った司法書士が取引を止めるかと思いきや弁護士に言いくるめられたのか、そのまま決済を強行した。


正直、どちらが悪いと聞かれたら弁護士も司法書士もOUT


百歩譲って、弁護士が登記の事を知らないのはあるあるだから仕方ないとしても司法書士に情報を共有していない事自体信じられないし、決済当日にそれを伝えるのはどうかしている。


家庭裁判所の許可はなんとか出るとしても、いきなり買主にそれを言って無理矢理承諾を取るなんざ、もっとどうかしている。


買主はテンパっているところに難しいことを言えばますますテンパって冷静な判断ができないからね。


でも、もっと駄目なのは立ち会った司法書士だろうね。


取引の安全を第一に考えないといけないのに弁護士に言いくるめられて決済の強行を許すなんてね。


ベテランの司法書士さんなのにな( ̄^ ̄)ゞ


そのおかげで、住宅ローンの決済日が約1ヶ月遅れて無駄な利息を支払う羽目になった。


完全に所有権が全部移転したのは住宅ローン決済日の一週間前だったから、施主さんはかなりハラハラして辛かっただろうな。


完全に権利が移転しないと融資もでないし・・・


だから「どちらが悪いの」と施主さん、工務店、金融機関から聞かれまくった。


全く、私がなんかやらかしたみたいな感じになったよ。


特に施主さんから、すごく責められた感じで困ったよ。


俺、関係ないのに(´・_・`)


だから、理由を言ってどっちも悪いですねと言ってやった。


あなたのお怒りはごもっともですとも言ってやった。


取りあえず、怒りを静めてもらわないと取引が終わんないからね。


施主さんは私の答えに満足したのかボソッと一言


「弁護士、司法書士に懲戒申立をしてやる」


この施主さん、目がマジで 怖っ(゜o゜;;


多分、何も知らないことをいいことに言い含められたことに腹を立てている感じにみえた。


最終的に名義が全部移転したんだからいいじゃないのよとも言えず、聞こえないふりをした。


これ以上言うと、火に油を注ぐことになりかねんしねというかすでに油をまいた感じだったな。


本当は、二回目の登記で手数料払ってたかどうか聞きたかったけど、もし支払っていたら、払う必要がないよと言うことになるから、聞くのをやめた。


もっと火に油を注ぐことになりかねんからね(´д`)


しかし最近、他の司法書士の関係で質問されるのが多いな。


俺関係ないのにな。








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