当事者が、訴訟の係属中に裁判所を介さず、自分の主張または立証を準備するのに必要な情報を相手方から取得するために、相手方に対して相当の期間を定めて、質問に対する回答を問い合わせることができる制度です。
その情報の取得が争点・証拠の整理や訴訟審理の充実に役立つことになります。
照会の方法は、照会事項と回答期間を記載した回答書を相手方に送付し、相手方はその紹介事項の項目に対応する具体的な回答を記載した回答書を送り返すことによって行います。
照会を受けた当事者は、回答の訴訟上の義務を負うとされていますが、回答しないことに対しては、特に制裁はありません。
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