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闇を抱えた、おばはん。 [業務日誌]






こんにちは、ちょこじぃです。

約2ヶ月前、兄妹間の贈与の依頼を受け、権利者の妹宅で本人確認をしようとしたところ・・・・


「はぁ~~、どうして私があんたに時間を作って会わないといけないの?」

「何様? ふざけんじゃないわよ」

「私、兄から何も聞いてないんだけど」


と会うなり、いきなりブチ切れ状態で話が進む。

本人確認をしないと登記が出来ないことを笑顔で説明しても・・・・


「免許証を見せろ? どうして見ず知らずのあんたに免許証見せないといけないの?」

「はぁ~~~めんどくさ」

「とりあえず、今日は帰ってくれる?」

「出直してきて」


アポを取って訪ねてきた手前、というよりか、さすがの私もカチンときたので、本人確認が出来ないのなら登記は出来ませんね。

今回の件はあなたの責任で未登記案件になりますね。


と伝えると渋々免許証を提示してもらう。


なんか機嫌が悪かったのだろうかと登記義務者の兄に聞くと、いつもあんな感じですと回答をもらう。

はじめにそういう人だと言ってよね。


登記完了後に登記識別情報を持って行っても、ねちねち嫌みを言われてなかなか受領書にサインしてくれない。

なにがしたいのかわからんが、こいつ相当ひねくれてんな。


胸くそ悪かったから登記料高くしてやった。


でも、その闇を抱えたばばぁの後ろに負のオーラがどよ~~んと見えたので、あまり関わり合いになると面倒くさいと思い、すぐさまこの件を忘れていた私。


約2ヶ月後にそのおばはんとあるところで再会。


今度は私がお客さん。


おばはんがじ~~と私を気まずそうな感じで見ていたので、私も誰だろうとおばはんを見返す。

どっかで会った気がするけど、債務整理の関係かな?

でも、違う。

最近会った気がする。

と思い出そうとしたとき、そのおばはんが笑顔でいらっしゃいませ。と言った瞬間。

この声、この負のオーラ、この造り笑い。

2ヶ月前の闇を抱えたおばはんであることを思い出す。


あなた接客業向いてませんよ。

と言ってやりたかったが可哀想なので知らんぷりで会計を済ませる。


たぶん、この人、ここでストレスをためて自宅で闇のオーラを全開にしてんじゃね。


だって、いらっしゃいませと言いながら、下向いて言ってるし、客と目を合わしてないからな。


もっと、自分に向いた仕事すりゃ~~いいのにさ。

たとえば、黒魔術で、人を呪うとか・・・・・・


あれ?

俺も相当ひねくれてんな。

結構、イラッとした人だからね。

とりあえず、自主的に私の出入り禁止店としよう。


やっぱり俺も相当闇を抱えてるな。


はっはっはっはっ( ̄^ ̄)ゞ






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