つい最近の話。
朝一番、お客さんが訪ねてきて、開口一番「土地と建物の登記が抜けてるが、どうなってんだ」と怒った口調で詰め寄られ・・・
私???
この人、覚えがないし、何かの勘違いか?と思いつつ、とりあえず、話を聞くと
15年くらい前に当事務所で相続登記を頼んだらしく、Aさんが持参した権利書をみると、当事務所のマッキー先生が担当したことが判明。
詳しく話を聞くと、当時15筆の土地と1筆の建物が父親名義であったらしく、その土地(宅地)と建物の2つが権利書に記載されていないということで・・・
あちゃ~~、マッキー先生、ポカしちゃったのか?と思いつつも
Aさんが持参した書類の中に課税台帳(名寄帳)があって、その名寄帳には所有者がAさんになってるし、別のとこで登記したんではなかろうと質問すると・・・
当事務所以外に依頼していないと火に油を注いでしまった状態で怒りまくり・・・
言ったあとで、いらんこと言うてもうたと反省。
そのあと、Aさんは、弁償しろと言わんばかりに私に詰め寄って・・・
え~~なんなんこいつという顔も出来ずに、取り合えず、Aさんが毒を吐き終わるのを待つ。
全く、今日の占いは3位だったのに、関係ないじゃん。
占いなんか、もう信じない。
と思いながらも変に言い訳するよりも要約書みたほうが早いとAさんに提案。
Aさん渋々了承。
ドキドキしながら要約書をみる。
おやっ
なんだこれは。
そういうことなのね。
ケッヽ(`Д´)ノプンプン
ということで、反撃、いや説教の時間です。
要約書をみると、問題になっていた土地建物には○○金融の代位登記が入っておりました。
なので、所有者には権利書が発行されません。
でも、さんざん損害賠償だのなんだの酷い言われ方をされたので、Aさんに嫌味を込めて
「差し押さえが入ってますが、なにか心当たりは?」といやらしく質問。
Aさんが自分が間違ってるの?という顔を確認したあとネタばらし。
代位登記が入ると権利書は所有者に発行されないことを
優しく、優しく、嫌味を入れずに、わかりやすく説明。
するとAさんはBさんから権利書がないのは司法書士が何かしたからだと意味不明な釈明。
Bさん? 誰?
変な言い訳しやがって、こんちくしょうが~~~ヽ(`Д´)ノプンプン
と心の中で叫びながら、ニコニコ顔の私。(#^.^#)
当時の話をさらに詳しく聞くと、差し押さえがきたので慌てて支払ったとのことだったが、代位登記をされていたことなど全く覚えていなかったらしい。
本当かぁ?(# ゚Д゚)
と思いながらも無駄に突っ込み入れるのも疲れるので、スル~~する。
Aさんも平身低頭で頭を下げたので、
「また、何か困ったことがあったら、いつでも来てくださいね~~~」と笑顔で言う私。
私も、表と裏の顔が激しいなぁ~~と妙に納得しながら帰ってもらう。
けっけっけ。
私とはそういう人間なのでございます。
でも、マッキー先生のポカじゃなくてよかったですよ。
はぁ~~朝からドキドキした。(# ゚Д゚)
代位登記のふりの話が長くなったので明日、代位登記の説明するっすね。
お疲れ。
ちなみにマッキー先生とは私の父親のことですわ。
今日のじじ
あっかんべぇ~~
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