午前6時にドーンと花火が打ちあがった瞬間。
それまで、和やかだった父兄たちが血相変えて走り出し、運動場にトンカチの音が鳴り響く。
私、初めて運動会の場所取りに行ってこの光景を目の当たりにしました。
噂では聞いていましたが、これほどまでとは･････
今まで、いなかった人たちも一斉に現れて運動場の人で埋め尽くされていく。
午前3時、4時から来ていた人もいれば私みたいに午前6時まえに来る人も。
午前6時直前に来る人はもともと後ろのほう狙いなので競争率はないが、気合の入っている父兄は花火が上がる5分前から入念なストレッチを開始している。
なんかこう見てると運動会の場所取りは、祭りの一大イベントみたいに盛り上がる瞬間なんですね。
2人組で来ていた父兄は、開始直前互いにブルーシートの両端を持ち、走りながらブルーシートを広げて場所をＧＥＴ。
その瞬間、トンカチを振る。
確かに一人で来ていた父兄よりも、はるかに効率の良い場所ＧＥＴ。
一人で場所取ってる人はブルーシートを広げている間に隣から場所を占領されている。
鬼気迫る雰囲気の中、ハッと我に返り嫁と場所取りに行く私。
もし、嫁が最前列で運動会見たい人だったらと思うとちょっと怖いなぁ～～～
だって、花火と同時にスタートダッシュできないもん。
嫁が場所取りは、祭りです的な人でなくて良かった。
でも来年はちょっと良いとこの場所を取ろうかな？
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