相談者：意味わかんないですね
相談者：議事録なんてＰＤＦで保管でいいじゃないですか？
相談者：とにかくスタートアップで投資家やＶＣを増やしていくので
こんにちは、ちょこじぃです。
上記は、昨日のリモート相談での相談者の発言。
会社設立に向けて相談者がネットでググった定款を添削して説明をするたび「意味わかんない」とか「あ～なるほどね」とか何もわかっていないのがヒシヒシと伝わってくる返事をする相談者
相談者が作成した定款の4分の3以上を一つ一つ丁寧に説明したが、一つ一つ丁寧に読めばそのまま理解できる内容ばかりの条項の説明に90分費やした。
途中何度もなんで分からないかな？こいつとイライラした。
もっと大事な説明をしようと資料まで用意してあげたのにな。
無駄な時間だなぁと思いながら、これも諭吉君の為と思って我慢。
ちょいちょいイラついたが途中から若い奴はこんなもんだよねと思うようになったらイラつかなくなった(´・ω・`)
だって、「議事録になぜ印鑑を押すのか意味わかんない」とか「議事録の原本を会社で保管する意味がわかんない」とか、「相談者以外の出席取締役の印鑑は100円ショップの印鑑でいいかぁ～～～」←（これをやると私文書偽造だよと教えてあげた）とか「リモート会議で良くないですか」とか「取締役ってイコール株主の意味じゃないんですか」とか、とにかく相談者のワールドで全部都合の良いように解釈＆終わらせようとしてたからね。
取りあえず、定款に追加する条項は教えてあげたけど･･･
教えたら教えたで、「ググれば、わかるから大丈夫です」というから、そうですかとそれ以上の説明をしなかった私。
ググって分かるなら今までの時間はなんなのよ( ｀ー´)ノ
ほんと本来なら定款認証の注意点、会社設立申請の注意点を教えてやりたかったけど相談者はすぐ会社が急成長するから投資家が自社の株を買いやすくする事のみを集中的に聞いてくるからなぁ
でもググって分かっていますと言う割には発行可能株式総数と発行済株式数が一緒だしね。
これじゃ投資家は投資できないよ(笑)
スタートアップで急成長も何もない。
そこはすぐ指摘してあげたけど･･･
自信が有ることは凄くいいことだけど、相談者よ、あんたがやろうとしている事業はすでに大手が先駆者としてやっている事業、そこに割り込むには相当な営業努力が必要だよ。
実績があれば別だけど･･･それもないし･･･
27歳で尖がっている時期かもしれないけど、まずは足元をみて一歩一歩やっていかないと
という事を言いたかったが、それは余計なお節介なのでやめた。
そう思ったのは最後の質問が「印鑑ってどこで作ればいいですか」だったからな。
思わず吹き出してしまったが質問されたので「印鑑屋もしくはインターネットで注文できるよ」と答えてあげた。
この質問で分かると思うが、とにかく質問のレベルが低すぎる。
質問って自分で調べて自分の解釈が間違っていないか聞くのが質問なんだよね。
最初から「意味わかんない」の連呼だからな。
これじゃ駄目だよ。
隣にいた商工会議所の職員も呆れていた。
リモート終了間際に商工会議所の職員から「10月1日までに相談者一人で会社設立できるでしょうか」と聞かれたから正直に「○○さんには出来ないよ」「無理だね」と笑顔で即答した。
その瞬間、相談者は「なんでですか」と怒っていた。
普通なら周りの協力を得て頑張れはなんとか間に合うかもねとか言うのだけれど
ちょいちょいイラつかせてくれたし、正直に言ってあげたほうが本人の為だと思って「無理無理無理」と連呼した。
ちょっとストレス発散できた。
リモート終了後、商工会議所の職員に「最後怒らせてしまってすいませんでした」と謝りの電話を入れたら「ナイスシュートでした」と言われた。
そうだよね、あなたも隣にいてイラついてたみたいだから、あれは前振りだったのね。
だから「あんなキラーパスが来たら、無理って答えますよ」と笑って終わった。
あと相談者も私から無理って言われて「スタートアップゼロに相談して専門家に手伝ってもらいます」と言って帰ったらしい。
そういえば所々でスタートアップで聞いてきますと言っていたが、相談するところがあればそこで重点的に聞けばいいのに
でもリモート相談を開くくらいだから、そこには専門家がいないのか？
取りあえずリモート相談（嫌味を言った）した甲斐があったな。
でもその専門家もネットでググって依頼するらしい。
何もかもネットかいとツッコミを入れたかった(笑)
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