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黙っていれば良かった。 [業務日誌]






先月、福岡県の弁護士から私がした遺言執行手続について問い合わせがありました。


弁護士の依頼人は、財産を相続できなかった相続人。


相続トラブルあるあるですね。


弁護士の問い合わせに回答して1ヶ月後の今日、また、福岡県の弁護士から内容証明書が届いた。


なんなんだろう?


読んでみたら、内容は相続した人の住所の問い合わせだった。


私の依頼人は外国在住だから弁護士の依頼人も分からないらしい。


だろうね、だって、絶縁して20年以上だし・・・


う~~~ん、私の依頼人からは教えるなと言われてるからなぁ~~~。


とりあえず、守秘義務をたてに断りの電話を入れたら、

「遺留分請求の裁判を来月提訴するけどいいの?」
「教えてくれないと公示送達で裁判することになるから、あなたの依頼人が不利益を被りますよ」
「回答しなくてもいいけど、回答しなかったという事実を裁判所に提出して、公示送達の要件に充足しますよ」

と軽く脅された。


どうしようかなぁと思いつつ、口頭で遺言書検認をした裁判所に開示請求してみたらとアドバイスしたが、弁護士は書面で回答しろと、また、軽く脅してきた。


なんかムカつくな、こいつ。


でも、依頼人が不利益を被るといけないからね。


それに教えたところで恥じをかくのは弁護士だしね。


だって、被相続人は兄、相続したのは妹、相続出来なかったのは姉。


子供じゃないところがpointです。


ふふふふふふふふ、この案件で、弁護士主張の遺留分請求は絶対あり得ないんだよな。


本気で遺留分を請求するつもりなんだろうか?


ほんとに弁護士か、こいつ。


でも、先月ネットで弁護士であることは確認してるから弁護士なことは間違いない。


黙ってたら、本当に遺留分減殺請求をするのかな?


そうなったら面白いけど・・・


でも、この事実を伝えてやったら、どんな反応するのか見てみたくなった。


それに、かなり饒舌に話してくるからギャフンと言わせたくなった。


もう我慢できなかったので弁護士に「兄弟姉妹に遺留分はないですよ」と言ってやった。


すると弁護士の反応が・・・・・・・・だった。


指摘して初めて気づいた感じだったが、何かゴニョゴニョ言って慌てて電話を切られた。


ふふふ、なんかスッキリした。


あなたの内容証明書は永遠に我が事務所に飾っておくし、これに気づいたお客さんにはネタとして使わせてもらうよ。


でも、とりあえず、書面で守秘義務で直接教えることは出来ないこと、遺言書検認した裁判所に問い合わせたらという内容の書面を送ってやった。


指摘した後に送られてきたらどう思うかな?


ほんと俺って意地が悪いな。


最近、悩み事が多いせいかな?


ストレス発散できてない証拠かな?


もうちょっと飲みに行かないとな、誰か俺を飲みに誘ってくれよ。


最近寂しいからな。


もう愚痴だらけだよ。


(`ヘ´) プンプン。



遺留分減殺請求が気になった人はこれを読んでね。

民法(遺留分の帰属及びその割合)

第1028条兄弟姉妹以外の相続人は、遺留分として、次の各号に掲げる区分に応じてそれぞれ当該各号に定める割合に相当する額を受ける。
一 直系尊属のみが相続人である場合 被相続人の財産の三分の一
二 前号に掲げる場合以外の場合 被相続人の財産の二分の一


ということで兄弟姉妹には遺留分はございません。








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