検察官の行う仕事の締めくくりをしている役所です。
法務省の所管のもとにあります。
検察官のほかに、検察官を補助するものとして、検察事務官、検察技官などの職員が所属しています。
検察庁の種類には、最高検察庁、高等検察庁、地方検察庁、区検察庁の四つがあります。
最高検察庁は最高裁判所に、高等検察庁は高等裁判所に、地方検察官は地方裁判所に、区検察官は簡易裁判所にそれぞれ対応して置かれています。
各々の検察庁に所属する検察官は、その対応する裁判所の受け持つ職務に応じた検察事務を行います。
最高検察庁の長を検事総長といい、それを補佐する検察官を次長検事といいます。
高等検察庁の長を検事長といい、地方検察庁では検事正といいます。
区検察庁の指揮監督者は上席検察官といわれるが、上席検察官は置かれる場合と置かれない場合があります。
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