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胃瘻 [業務日誌]






こんにちは、ちょこじぃです。

昨日、私が担当している被後見人さんの件で、医者から呼び出しを受け医者と面会。

いきなり、医者から胃瘻するから同意してとあっけらかんに言われ・・・


あからさまにムッとした態度を見せると


お前は、患者を見殺しにするのかと高圧的な態度で言われ、なんだこの医者はと、またムッとする。


さらに、今日明日、胃瘻しないと死んじゃうよと畳みかけてくる。

久しぶりに、自分が正しいよ的な、傲慢な医者を見た気がする。


私は、胃瘻の手術自体をすべて否定するわけではないが、自分の祖母に胃瘻の手術を受けさせて後悔した苦い思い出がある。


胃瘻というのは、文字通り胃に穴をあけて、栄養を流し込むだけの手術。

認知症のそれも寝たきりの人にとってそれがいいことかどうかは誰もわからん。

本人が望めばいいが、それも今となってはわからないこと。


私は、自分の祖母に胃瘻の手術を受けさせて当時はそれでいいと思っていたが、その半年後は後悔の連続でした。

機械的に栄養だけを流し込まれる祖母をみてると、自分の判断が正しかったのかどうか今でも疑問に思う。

また、胃瘻の手術をうけてから約5年、年に2~3回、危篤状態になってもなんとか持ちこたえる祖母。


でも、その度に、苦痛な表情を見てると、自分のエゴで、無駄に多くの苦しみを与えてしまったと思う。

看護師からも「胃瘻をすると体力が付く代わりに・・・・・」

と言われる。

つまり、なかなか死ねないということ。


以前、別の医者から高齢なお年寄りは衰弱で亡くなるのが一番いいかもしれないと聞いたことがあって、それが今でも頭から離れない。

自分なりの解釈だが、90歳も超えると自然体のままで死を迎えるのが幸せなのかと・・・


これは、あくまでも私の考えなので、否定する人は否定するでしょうね。



話がだいぶそれましたが、今回の件は、まず家族に話をするのが先じゃないの?

なんで、医者は、それを他人の私に決めさせようとするのか?


医者は単に、私が後見人だから法的な判断が云々カンヌンと言うが、生命の話は法的じゃなく、人道的にも、まずは家族からでしょ!!!


この医者、私に、非人道的な判断するんじゃねぇ~~~と私に言い放つが、命の話を家族に判断させることのどこが、非人道的なのか私にはわからん。


特に、胃瘻は一度取り付けると、日本の法律では二度と取り外すことは出来ない。

(欧米などは取り外すことができます。また、認知症の人に対しては胃瘻を禁止している国もあります。)

だからこそ、家族によく検討してもらうことが大事だと思うのだが・・・

そんなこともわからないのだろうか?


馬鹿と言ってはいけないが、ほんと馬鹿じゃないのこの医者。



一時間後、家族に事情を説明し、結局胃瘻の手術をすることになる。

家族が同意すれば、別に反対する理由もないし、私も同意する。

明日にでも胃瘻をしないと大変な事になると言っていたはずの医者から「来週、まず胃瘻の説明を家族にしてから再来週くらいに手術の日程を組む」と言われる。

ん?

さっきは、明日にでも手術しないと死ぬかもしれんて言ってなかったっけ?

とんだ大ウソつき野郎だな。







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