最近、遺骨の受け取り拒否をするケースが増えていることをご存知ですか?
実の子でも親族でも、遺骨の受け取りを拒否してもなんら問題がありません。
では、引き取り手のいない遺骨はどうなるのでしょうか?
引き取り拒否や身寄りのない方は、無縁仏として市町村が火葬することが多いようです。
ただし、この場合も若干費用がかかります。
費用は、市区町村が負担してくれますが、市区町村は費用を負担するのが嫌なので何とかして
親族を探しだして、いかにも支払い義務や引取り義務が有るように思い込ませてその費用を
負担させようとします。
費用を負担したくない方は、とにかく拒否することです。
費用負担は強制ではないので、何度か拒否すれば市区町村も諦めるでしょう。
ここから、私の事件話
私が受けている相続事件でも遺骨の受け取りを拒否されています。
相続人全員が相続放棄をするとのことです。
遺骨の受け取り事態は、相続とは関係ないんですがね。
よっぽど、仲が悪いかと思いきや、50年くらい疎遠になっているので、今更、相続と言われても
困ると・・・
また、親族さんは、「相続財産は誰かにやって、もらわれる方に処理をお願いしてください」と・・・
考え直すよう何度かお願いしましたが、結局駄目でした。
亡くなった方は、約1000万円ほどの相続財産を残しているのに、親族さんは、お墓の面倒とか、
今後のやり取りが面倒くさいという理由で、相続放棄されます。
永代供養でもしてあげるくらいの気持ちはないもんですかね?
犬猿の仲とか借金があるなら別なのでしょうが・・・
世知がない世の中です。
相続人全員が相続放棄をして相続人が誰一人いなくなる場合、相続財産はどうなるでしょうか?
答え:縁故者がいない場合、国庫に帰属することになります。
今日のちょこ
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